第75回「ゴールデングローブ賞」の最多受賞は…
2018年1月7日(現地時間)に開催された、「ゴールデングローブ賞」の授賞式。
今年は、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴィー・ワインスタインのセクハラ発覚に端を発した、業界内のセクハラ問題を撲滅するため、出席者が全員黒の衣装に身を包んでいたことでも話題となりました。
そんな、2018年の「ゴールデングローブ賞」のドラマ部門を制覇した作品がこちら!
HBOで放送されているドラマ『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』です。

2017年から放送開始となったばかりにもかかわらず、最多6部門にノミネートされ、最多4部門を受賞(作品賞・ドラマムービー部門、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞)しました!
おそらく、今後日本でも大ブームを巻き起こすであろう『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』の魅力を、ネタバレなしでたっぷりと紹介したいと思います!
コメディっぽいタイトルだけど実は傑作ミステリー
『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』というタイトルだけを聞くと、ママ友会を舞台にしたコメディっぽいドラマを想像する人も多いかと思いますが、実はこのドラマはミステリー。
しかも、脚本には綿密に伏線が張られている、かなりの傑作ミステリーです!
舞台となっているのは、カリフォルニア州にあるモントレーという小さな港町。そして、ある小学校に子供を入学させることになったママたちがストーリーの要として描かれています。
第1話は、「誰かが殺された」という事件が発覚するところから始まるのですが、その犯人はおろか被害者が誰なのかも明かされないのです!
それを解く鍵は、ストーリーに散りばめられたキャストたちの関係性や、エピソードごとに小出しにされる関係者たちの証言のみ。
事件の全容すらもシークレットという脚本なので、ついつい「早く次が見たい!」となって、引き込まれていってしまう内容です。
また、ミステリードラマとして優れているのはもちろんのこと、ママ友同士の関係性がとっても上手く描かれているのも大きな魅力。
入学前は同級生の子供をもつ親同士、分け隔てないママ友だったのが、「働くママと専業主婦はどちらが偉いのか」といった価値観の違いから徐々に派閥ができてしまったり、子供が可愛いあまりに過干渉になってしまったり、離婚・再婚・シングル・DVなど、よそからは見えない家庭の悩みを抱えていたり…
と、共感できるポイントが盛りだくさん!!!
ミステリードラマとヒューマンドラマの良いとこ取りをしたような内容となっています。
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主演はニコール・キッドマン!出演者が豪華すぎ
『ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜』で主演を努めているのは、ハリウッドスターのニコール・キッドマン!
ケーブルテレビ局であるHBOのドラマに、こんなに有名な俳優が起用されるのは珍しいことなので、かなり力を入れた作品であることがわかりますよね。
しかも、脇を固める俳優たちもとにかく豪華絢爛!!ハリウッド映画の超大作と言われても疑わないくらいです。
では、主要キャストたちを紹介します。
ニコール・キッドマン(セレステ・ライト役)
結婚のために弁護士のキャリアを捨てて専業主婦になったセレステ役を演じているニコール・キッドマン。
この作品で第75回「ゴールデングローブ賞」の主演女優賞を獲得しました。
セレステは美人で夫は高収入、男の子を双子を育てるママという誰もが羨む生活を送っていますが、実は夫はDV男で、夫婦でセラピーを受けています。
そして驚きなのが、この作品の中で一番の脱ぎっぷりを見せているのがニコールなんです!!
超有名な主演女優が自らヌードになるという覚悟には驚きです。
しかも、ニコールは現在50歳!五十路とは思えない、ニコールの奇跡のボディも見どころの一つです。
リース・ウィザースプーン(マデリン・マーサ・マッケンジー役)
とにかく明るくて、ちょっとおせっかいな専業主婦のマデリン役のリース・ウィザースプーン。
マデリンは7歳の娘と、前夫との間に授かった17歳の娘を再婚相手と育てています。自らが結婚によってキャリアを捨てたこともあって、子供の教育には人一倍熱心。その過干渉さが長女との間に亀裂を作ってしまいます。
よくミニスカートを履いているマデリン。「このミニスカ、特徴的な歩き方、底抜けに明るい笑顔と金髪…どこかで見たことがあるなぁ」とおもったら、2001年の映画『キューティー・ブロンド』でエルを演じていた、あの女優さんでした!
『キューティー・ブロンド』を演じた時は25歳だった彼女も、現在41歳!
すっかり大人の女性となっていますが、唯一無二のキュートさは今も健在です。
シャイリーン・ウッドリー(ジェーン・チャップマン役)
一夜限りの恋で授かった一人息子を育てるシングルマザーのジェーン役を演じているシャイリーン・ウッドリー。
学校で問題ばかりを起こす息子に悩みますが、セレステやマデリンといったママ友に支えられ、シングルマザーとして力強く子育てをしています。
ローラ・ダーン(レナータ・クレイン役)
メディアからの取材も受けるほど、成功したキャリア・ウーマンであるレナータ役を演じているのはローラ・ダーン。
この作品で第75回「ゴールデングローブ賞」助演女優賞を受賞しています。
レナータは自身だけでなく夫も成功者なので、ママ友たちとは比にならないほどのセレブっぷり。“働くママ派閥”のトップ的存在です。
「彼女の顔も最近見たぞ!」と思ったら、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で反乱軍の司令塔となっていたホルド中将役の女優さんでした!
アレクサンダー・スカルスガルド(ペリー・ライト役)
ニコール・キッドマンが演じるセレステの夫、ペリーを演じているアレクサンダー・スカルスガルド。
彼もこの作品で第75回「ゴールデングローブ賞」の助演男優賞を獲得しています。
ペリーは激昂しやすい性格で、妻であるセレステを傷つけてしまうことも多いのですが、DVの後は別人のように優しい性格に。裏表のある難しい性格を見事に演じきっています。
ゾーイ・クラヴィッツ(ボニー・カールソン役)
リース・ウィザースプーン演じるマデリンの元夫の現在の妻で、息子がマデリンの次女と同級生という複雑すぎる関係性のボニー。
しかし、マデリンの長女からは親友のように慕われており、それもマデリンから嫌われる要因となっています。
セクシーな雰囲気を醸し出すボニー役を演じているのは、『マッドマックス:怒りのデスロード』で囚われの美女軍団を演じていたことも記憶に新しい、ゾーイ・クラヴィッツです。
見るなら「プライムビデオ」がおすすめ
大注目のドラマ「ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜」。2ndシーズンが製作されることがすでに発表されています。
HBOドラマの歴史に残る「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」に匹敵する名作になりそうな予感ですね。
そんな「ビッグ・リトル・ライズ」を日本で見ることができるのはAmazonの「プライムビデオ」だけ。
30間無料のお試し期間もあるので、気になったかたは公式サイトをチェックしてみてください。
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