ドラマに引っ張りだこの人気女優・高橋メアリージュン
現在放送中のドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)に出演中の女優、高橋メアリージュンさん。
2004年にモデルとしてデビューし、人気ファッション誌「CanCam」の専属モデルを8年間に渡って務めた彼女。
現在は女優として活動中で、ちょっとヤンキーっぽい雰囲気とゴリゴリの関西弁がウケて、映画「新宿スワンⅡ」や数々のドラマに出演するなど注目度急上昇中です。
妹はモデル、弟はプロサッカー選手
4人きょうだいの長子で、妹と弟2人がいる高橋さん。
妹の高橋ユウさんも同じく芸能界でモデルやタレントとして活動し、さらに弟(次男)の高橋祐治さんは現役のプロサッカー選手という、華やか過ぎる家族構成であることでも知られています。
右手前がメアリージュンさん、右奥が妹のユウさん、左手前が上の弟さんで、左奥がサッカー選手の祐治さんです。
親の借金返済、子宮頸癌を患っていたことを告白
そんな彼女が、これまでの半生を振り返る著書『私の「不幸」がひとつ欠けたとして』を1月22日に発売されました。
これまでにも、「実家が貧乏だった」と明かしてきていた彼女でしたが、この著書の中で語られたのは、想像を絶するほどの壮絶な半生でした…。
実家が牛乳店を営んでいたという高橋さん。
幼い頃はむしろ、まわりの家よりも裕福な家庭だったと言います。
しかし、彼女が中学1年生の時に実家の牛乳店が倒産。以降は闇金からの取り立てから逃れるため、夜逃げ同然で逃げ続ける日々が始まったそうです。
それから17年が経ち、見事芸能界で成功を収めた高橋さん。しかし、ひっきりなしにドラマに出続けるなど人気者となった今もなお、実家の借金を返し続けているのだそうです。
2013年には難病である潰瘍性大腸炎を患い、闘病しながら闘病を続けるなど健康面での苦労も絶えなかった彼女ですが、なんと2016年11月には29歳の若さで子宮頸がんを患っていることが判明します。
2016年11月といえば、出演した映画「L -エル-」がちょうど公開時期を迎え、そのほかにもドラマの撮影をひっきりなしに行っていた時期。女優としての歯車が好転し始めた矢先での病の告知に、彼女の心がどれほど締め付けられていたかは簡単に想像できるものではありません。
幸いにもがんは転移しておらず、抗がん剤治療などはせずに完治することができたそうですが、実家の借金のため働き続けなければならないというプレッシャーと、がんという病との間でどれだけ苦しい思いをしてきたことか…。
それを今日まで一切表に出すことなく明るい笑顔を貫いてきた彼女には、人間が持つ強さを感じずにはいられません。
彼女がこれほどまでに衝撃的な半生を告白するに至った理由、それは「人生一度きり。伝えたいことを伝えよう」という思いがあったからなのだそうです。
今なお、終わりの見えない借金返済と再び訪れるやもしれぬ病の恐怖を背に、力強く人生を歩み続けている高橋さん。
そんな彼女の活躍を、これからも応援したいですね。
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