アメリカで人気の◯◯養成所
アメリカでは今、深刻なエンジニア不足が起きています。それだけに一流エンジニアともなれば報酬はケタ違い!今アメリカで最も夢のある職業と言っても過言ではありません。
そこで登場したのがプログラミング・ブートキャンプと呼ばれるエンジニアの育成所。授業料はなんと、3ヶ月で約210万円!!!しかもそこには宿泊費や食事代は含まれていません。
さらに、ブートキャンプと言われる所以はそのハードな授業スケジュールにありました。
プログラミング・ブートキャンプの実態とは
プログラミング・ブートキャンプは入学するのも一苦労。
入学希望者にはまず、オンラインのテストが課され、それをクリアしなければなりません。プログラミング未経験者は学習サイトなどを使って、自習することが不可欠となります。さらにその後、オンラインでの面接があり、さらに授業開始の9週間前にも事前講座のオンライン教材が送られ、プログラミングの基礎を50〜80時間かけてこなさなければなりません。この課題が期日までに完了できないと入学を取り消されてしまうそうです。
そして、晴れて入学した後は1日11時間の授業が週6日、12週間続きます。
ここまで読めば、ブートキャンプというネーミングがあながち間違っていないとお分かりいただけるでしょう。
それでも応募者が殺到するワケ
プログラミング・ブートキャンプの人気の秘密は、卒業後に期待される輝かしいキャリアにあります。
卒業生はGoogleやfacebookなどの世界的一流企業からも引っ張りだこで、卒業後3か月以内の就職率はなんと99%!さらに初年度の平均年収は10万5,000ドル(約1,300万円)にも上るのです!!!
これなら210万円の学費も安い投資と言えるかもしれません。
なぜアメリカのエンジニアはこんなに高待遇なのか
日本におけるエンジニアは仕事を請け負う「技術者」という認識が強いですが、アメリカではIT技術で世界を変えた、クリエイティブな革命家として称えられる存在なのです。
アメリカではエンジニア達がもっともリスペクトされ、称えられる。若者に限らず、高齢の方たちでもその重要性を理解しているからだ。対して日本では、新しいものに挑戦する土台すら与えてもらえない。
前例のないものに、投資するという文化が無いため、新たに生み出すチャンスが著しく少ないのだ。エンジニアへの評価もまだまだ低い。「創る」より「作る」といった、作業要員であり、足りない時、必要なときに補てんする。
と、いった傾向にある。エンジニアの重要性を理解し、その傾向を変えていかなければ、日本でのエンジニアの地位は低いままだろう。
日本とアメリカではIT企業に持つイメージがまるで違う。イメージだけにはとどまらず現実に違うのだが。
給料にもかなりの違いがあり、日本のエンジニアの平均年収が550万円程度なのに対し、アメリカのエンジニアは750万円~800万円と遥かに高い。
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