2児の母、モデルの西山茉希
モデルやタレントとして活躍する西山茉希さん。

2013年6月に俳優の早乙女太一さんとご結婚され、同年10月には長女を、2016年4月には次女を出産しました。
母になっても綺麗でハツラツとした西山さんの姿は、多くの女性が憧れる存在でもありますよね。
そんな彼女が「ごめんなさい…」一体何が!?
実家へと帰省する合間に更新されたこちらのインスタ。
そこには、多くのママさんたちが抱える悩みが…

「通勤ラッシュと重なった。。。 ベビーカーで謝罪の気持ちしかない満員電車。
ごめんなさいm(._.)m あせりすぎて汗でた。恐るべし通勤時間。乗り越えてクタクタ。」
通勤ラッシュの時間帯に遭遇してしまったという西山さん。
なんと、満員の電車にベビーカーを持ち込んで、場所をとってしまったことを「ごめんなさい」と謝罪していたのです!!!
最近、何かと問題になることも多い「ベビーカーと満員電車」の問題。西山さんが舌打ちをされる、睨まれるといった嫌がらせを受けたのかは明かされていませんが、「#場所とってごめんなさい」と書いているところを察するに、やはり他の乗客から、何らかの視線を感じていたのではないかと思います。
社会問題にもなっている“ベビーカー叩き”
最近よく耳にするようになった「ベビーカー叩き」という言葉。
ベビーカーを押す人に対する嫌がらせ行為を指す言葉で、最近は「マタニティーマーク狩り」と併せて、立場の弱い妊婦や子育て中の女性に向けられる心ない行為の数々が報告されるようになってきました。
2歳の長男と4カ月の長女がいるさいたま市の会社員の女性(29)は、長女を抱っこし、長男をベビーカーに乗せたまま電車に乗った際、年配の女性からにらまれ、舌打ちされたことが忘れられない。
「ほんま邪魔やな」。昨年10月中旬、大阪市中央区の女性会社員(30)はベビーカーで昼寝中の長女(3)と電車に乗り込むと、車内にいた女性に舌打ちされた。
昨年9月には東京メトロ有楽町駅でベビーカーに乗る男児が、男(64)に殴られる事件があった。「ベビーカーに進路を邪魔された」というのが発端だった。
ベビーカーを、単なる“大きな荷物”のように見られることを危惧するニュースが多く報じられるようになりました。
多くのファンからは励ましの声が
こんな風潮もあってか、謝罪のコメントを発した西山さんには
「謝罪なんて、要らないと思うよ。逆に子供を持つ親の気持ちをわからなければいけないのは、周りの人達だと思います。」
「満員電車でママの皆さんが気を遣わない世の中になって欲しいですね…。」
「み〜んな赤ちゃんの頃はベビーカーに乗せられて電車乗ってたかもしれないのに。お互いが謙虚に公共機関を使えばいい話。子連れだから、通勤時間帯だから…関係ないですよね!」
「悪くないので謝る必要ないと思います。皆が通って着た道。皆が通る道。皆の電車。皆,妊婦と子連れに対して厳しいしみる目が冷たい 中には正反対の方もいるでしょうが私はまだ温かい人に巡り会えてないのが現状…」
といった多くの励ましのメッセージが寄せられていました。
しかしネット上では非難の声も…
インスタには西山さんを励ます多くの声が寄せられた一方で、ネット上では「通勤ラッシュ時間帯にベビーカーは非常識だ」といった声も多数寄せられました。
しかしその理由は”邪魔だから”ではなく・・・
揺れる電車内では子供の安全が確保できないから時間をずらすべき、タクシーを使うべき、という意見が多く寄せられていたのです。
邪魔だからどうこうは思わない。
それより都内の満員電車は過酷な環境だから、
赤ちゃんのためにできるだけラッシュの時間帯を避けて欲しい。
バランス崩した人がベビーカーに倒れかかる事とかありそうだし。
https://t.co/R8sheaPEoz— ベース (@itodamoto) August 2, 2016
満員電車にベビーカーって赤ちゃん危ないよ。避けるのが賢明だし、乗らなければならない事情があるならそこは承知の上しかないんじゃないか?
周囲の人は出来るだけ優しく接するよう努力するだけ。— Onodera Ikuo (@ikuo_o) August 2, 2016
世間では、ベビーカーを押した母親に対する嫌がらせばかりがクローズアップされてしまいがちですが、”身動きがとれないほど混雑した状況に子供を持ち込むことは危険だ”という意見も一理ありますよね。
満員電車大国である日本が抱える課題

日本は言わずと知れた“満員電車大国”として知られています。中には観光ついでに通勤ラッシュ時の電車に乗り、アトラクション気分を味わうという外国人観光客もいるんだとか。
一方、妊婦や母親に優しい国として知られる北欧では、電車内にベビーカー専用のスペースが豊富に設けられているのは当たり前、ベビーカーを押している人の運賃が無料ということもあって、駅構内にはベビーカーを押す人がたくさん!もちろん、嫌な目を向けてくる人はいません。
もちろん、日本ほどの満員電車事情ではならないからこそ実現できていることなのかもしれませんが、“ベビーカーを押しているから電車移動を遠慮しなければならない”という今の日本の現状には危機感を感じずにはいられませんね。
西山さんの一言は、そんな社会問題の一角を露呈する一つのきっかけになったのではないでしょうか。
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