3児のママとしてパワフルに活躍する、くわばたりえ
2009年に結婚した会社員の男性との間に3人の子供を授かり、最近ではすっかり”良きママ”のイメージがついた、お笑いコンビ「クワバタオハラ」のくわばたりえさん。
3歳児検診で息子が”弱視”と判明
そんな くわばたさんが18日、次男が3歳児検診にて「視力」について異常が認められ、再検査の結果”弱視”であると判明したことを明かしました。
視力が弱いこととは根本から異なる、”弱視”とは?
くわばたさんの息子に見つかったという”弱視”。混同されてしまいそうですが、一般的に言う”視力が悪い状態”とは全く異なり、視覚情報が伝わるどこかの経路に異常があり、視覚情報を脳まで正確に届けることができない状態のことを”弱視”といいます。
(眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正できる場合は弱視には当てはまりません。)
「なんで似てしまったんや…」弱視と遺伝の関係とは?
自身も視力が悪いこともあり「遺伝ではないか…」と自分を責めてしまったこともあったと明かした くわばたさん。
兄妹の中でも一番くわばたさん似という次男が、視力に問題を抱えていると判った時のショックといったら相当なものであったに違いありません。
しかし、再検査を行った眼科医によると、次男の弱視は「生まれつき」の遠視や乱視が原因とのこと。視力の良い家系でも、遠視の子供が生まれることもあり、今の所その発症に遺伝が関係しているかどうかは明らかでないのだそうです。
医学的弱視のほとんどは、遺伝との因果関係ははっきりしていません。社会的弱視(※)の中には、遺伝に関与するものがあります。
治療法は?
通常、人は生まれたばかりの頃は光を感じられる程度で、物を見ることはできていません。これが3歳頃には視力1.0程度になり、6歳頃を目安に大人と同じくらいの視力になると言われています。
しかし、遠視や乱視による弱視の人は、生まれてからずっと”物を見ること”ができていない状態だったため、この発達がかなり遅れてしまっているのです。
早期発見&治療が重要!しかし…
実は、人間の視力が発達するのは8歳ごろまで。さらに、最もその機能が発達するのが4〜5歳と言われているため、なるべく早い段階で弱視を発見し、眼鏡での治療を始めることが不可欠と言われています。
眼鏡をかけないで鮮明な像を見ない状態では視力は良くなることはありません。少なくとも視力の発達が望める8歳までには正常な視力にするように眼鏡をかけることが大切です。
しかし、斜視や黒目が濁っていたりという異常がある場合は、すぐに気づくことができますが、そうでない場合は生まれつき遠視・乱視をもつ子供は「自分には物が見えていない」ということを認識できず、異常を訴えることもないため親が気付いてあげることは困難なのだそうです。
そのため、視力検査が可能になる3歳児検診などで早期に異常に気づくことが重要と言えます。
そのほか、普段の生活で
・ものにぶつかりやすい
・転びやすい
・小さなものを掴み損ねることが多い
・塗り絵やお絵描きなどにすぐ飽きてしまう
という場合も、弱視を疑うヒントとなるので注意して見るようにすると良いでしょう。
早期治療で弱視は治せる!!
遠視は治せないため、ずっと眼鏡をかけることにはなりますが、治療がうまくいけば視力は1.0くらいにまで持っていくことが可能なのだそうです。
弱視が判明した直後は、はしゃぎ盛りの3歳で眼鏡になってしまうのは可哀想…と言っていた くわばたさんですが、後日のブログには「よし♪カッコイイメガネで治療や!」と、前向きに、治療に望みを託したことを綴っていました。
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