妊活に年齢は関係ない
みなさん、不妊症と聞いて”ピンッ”とくるでしょうか?
特に若い方やまだ子供のことを考えていない方は、他人事と思えてしまってもしょうがないと思います。
一般的には「避妊を辞めてから1年経っても妊娠しない場合はクリニックへ」と言われていますが、口で言うのは簡単でも1年間って結構長い。単純に月1回妊娠のチャンスがあるとして、12回ダメだったということになります。
この場合の精神的ストレスは相当なものになります。
妊活期間を夫婦二人の時間と思って仕事も充実させながら楽しめる人もいれば、「早く授かりたい」と切に願う人まで、子宝を望んでから授かるまでの期間の感じ方は人それぞれ。
周りには「まだ若いんだから」とか「焦ることないよ」と言われても、本人たちがほしい!!と思った時が妊活の始めどきなのです。
気軽に押してみよう、不妊治療専門クリニックのドア
不妊治療の専門クリニックと聞くとどうでしょう?
身構えてしまう人も多いのではないでしょうか?
ですが安心してください!
デリケートな問題だけに、クリニックの配慮も万全です。
まず、受付を済ますと番号札が渡されます。以降クリニック内での呼び出しは全てこの番号で呼ばれるので、名前を呼ばれることなく診察を済ますことができます。
また、婦人科というと”内診が恥ずかしい”という思いを抱く女性も多いと思いますが、医師とはカーテンで仕切られていて顔を見られることはありませんし、更衣室がきちんとドアで仕切られているクリニックも多いので、恥ずかしいという感覚は思っているほど強烈ではないと思います。
そして患者さんには若い女性も以外と多いです。
不妊=年齢と思われがちですが、原因は人それぞれ。我が子を望む気持ちに年齢は関係ありません。
クリニックの選び方
試しにネットで「不妊治療 ○○(所在地)」と入れて検索してみましょう。
とても多くのヒット数が得られるのではないかと思います。
そこで良いクリニックの選び方についてですが、
①不妊治療を専門としたクリニックである
②検査体制がきちんと取られているクリニック
③通いやすさ
を重視すると良いでしょう。
①不妊治療を専門としたクリニックである
最近では婦人科や産婦人科でも「不妊治療」の看板を掲げているところが多くなってきました。しかし、クリニック側の本気度と経験、実績には雲泥の差があります。
意外に思うかもしれませんが、未だに不妊は年齢だけが原因と考えている医師も多く、そういった医師に見てもらっても適切な検査や投薬をしてもらえず、時間とお金を無駄にしてしまうことが起こり得ます。
本気で治療を始めたいなら、片手間ではなく本気で治療を行っているクリニックを探しましょう。
②検査体制がきちんと取られているクリニック
不妊治療を始めるとまず、様々な検査を受けるのですがその一つに「卵管造影検査」というものがあります。卵管に造影剤を流し、レントゲン撮影することで卵管が詰まっていたり、細くなっていないか、ということを調べる検査です。この検査を行うにはレントゲン室が必要なので、省いてしまっているクリニックがあるのも事実です。
しかし、この卵管造影検査で異常が見つかる可能性は非常に高いです。
その他にも子宮鏡検査や心電図など、設備と技術を有するスタッフが揃っていないと行えない検査がたくさんありますので、クリニック選びの際はぜひ重視してください。
③通いやすさ
治療のペースは人それぞれですが、多い時には1週間に何度もクリニックに行かなければならなかったり、朝早くに行かなければならないこともあります。できるだけ家や職場から通いやすい場所を選ぶと、通院のストレスは軽減されますのでオススメです。
治療にかかったお金を取り戻す
不妊治療というとお金がかかるイメージですが、体外受精や顕微授精といった高度生殖医療を受けた場合は国から最大30万円の助成金が支給されますし、中には人工授精などでも助成金を支給してくれる自治体もあります。
ぜひお住まいの自治体のHPで確認してみてください。
また、医療費やクリニックまでの交通費の総額が1年間で10万円を超えた場合は確定申告で医療費控除を申告することもできますので、高額になってしまった場合はぜひ活用してください。
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