多くの映画に主演を果たし、世界中でその名を知られたハリウッド俳優たち。
その整った容姿に素敵な声、そしてセレブな生活・・・誰もが羨むそんな素敵な世界で活躍する彼らですが、実は全員が生まれながらにして恵まれていたわけではないのです。辛い下積み時代を経験している人がいるのはもちろんのこと、中には現代医学では直すことが難しい難病と診断されながらもそれを乗り越えて成功した人たちも。
今回は、そんな難病を乗り越えて成功を掴んだハリウッドの大物たちを紹介します。
ブラッド・ピット

アンジェリーナ・ジョリーと長年の事実婚の末に2014年ついに結婚し、ハリウッドきっての大物カップルとなったプラッド・ピット。その甘いマスクに魅了されたファンも少なくなかったはず。映画プロデューサーとしても才能を発揮する彼はアカデミー賞に俳優、プロデューサーとしてそれぞれ3回ノミネートされた経験を持つ天才肌です。
そんな彼は”相貌失認(そうぼうしつにん)”と呼ばれる難病を患っていることを告白しています。相貌失認は”失顔症”の別名でも知られ、人の顔が覚えられない、表情を読み取ることができない(笑っているのか怒っているのかわからない)といった脳の認知機能障害の一種です。
トム・クルーズ

映画「トップ・ガン」の主演で一躍有名俳優の仲間入りを果たしたトム・クルーズ。自身が主演兼プロデューサーを務める映画「ミッション・インポッシブル」ではアラフィフとは思えない肉体を披露し、スタントなしでアクションシーンにも挑むなど、まだまだ衰えを見せないパワフルな演技が魅力です。プライベートでは、ニコール・キッドマンやペネロペ・クルスなど、名だたる有名女優と恋仲になったことでも知られています。
そんな彼を幼い頃から悩ませていたのが”失読症”と呼ばれる学習障害の一種。文字を飛ばして読んでしまったり、逆さまに憶えてしまうなど、”文字を読むことができない”脳の障害です。
知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。
失読症により俳優業の要でもある台本を読むことができず、若い頃は大変に苦労したそうです。今は症状が改善されつつあると言っているようですが、昔は台本をカセットテープに録音し、耳で聞くことで覚えていたそうです。
実は、アメリカでは2割の人が失読症であるとも言われており、失読症に悩んできた俳優は他にもたくさんいました。
ジェニファー・アニストン

そのキュートなルックスから国民的人気を誇る女優のジェニファー・アニストン。20代の頃に失読症と診断されていたことを昨年公表し、話題になりました。
ジェニファー、実はブラッド・ピットの前妻です。
大人気コメディドラマ「フレンズ」に出演し一躍人気となった彼女。47歳にしてピープル誌が発表する「世界で最も美しい顔100人」で1位に輝くなど、まだまだ人気が衰える様子はありません。
オーランド・ブルーム

映画「ロード・オブ・ザ・リング」への出演で一気にその名を世界に知られることとなったオーランド・ブルーム。スーパーモデルのミランダ・カーの前夫としても知られていますね。そんな彼も失読症で、台詞を覚えるのが困難だと語っています。しかし、幼い頃から苦労しながらも読書や聖書の朗読を続けたことで現在は改善されつつあるんだとか。
ハリソン・フォード

ハリウッドで一番、英雄役が似合う男といえばこの人!「スター・ウォーズ」シリーズや「インディー・ジョーンズ」など、数々の有名作品で主演を務めるハリソン・フォード。俳優として大成功を収めた彼も、失読症に悩まされた一人です。
華々しく活躍するその裏には、私たちには計り知れないような挫折や努力が隠されていたのでしょうね。
病気をものともせず、堂々と輝き続ける彼らは本当にかっこいい!!!
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