雑誌「姉ageha」の人気モデルが不妊治療の過去を告白
今から約10年ほど前、「元祖姫系モデル」として人気を博し、現在はファッション誌『姉ageha』の専属モデルとして活躍しているけいこさん。

現在32歳、3児の子を持つママモデルとしても絶大な人気を誇る彼女が、「若い女性に伝えたいこと」という題名のブログを更新。
その中で、
実は「子供は授かれないよ。」と医師から言われたほど自分の体を傷めつけていた過去があります。
と、医師から衝撃的な宣告されるまでに体の状態が悪化していた過去があったことを告白しました。
おしゃれが大好きだった子供時代、なんと初のダイエットは小4のとき!
子供の頃からおしゃれが大好きで、美意識が高かったというけいこさん。初めてダイエットに挑戦したのは、なんと小学校4年生の時だったそうです。

さすがにその時は三日坊主で辞めてしまったといいますが、「細くなりたい!」という感情は大人に近づくにつれどんどん高くなる一方だったといいます。
そして、高校生の頃には家族から心配されるほどの食事制限を行い、体重を減らすことに喜びを覚えるようになっていきました。
高校生になり、私の美意識が傾き始めます。
とにかく痩せている事が美しい。
そして、恋に傷つく度に私はまた食事制限をするようになりました。
毎晩体重計にのってどんどん減っていく数字を見る快感。
(中略)
確か、その時も生理が2ヶ月来ないなんて事があったかな…
むしろ、生理が来なくて楽ちんでいいや!と思っていました。
この頃から、ストレスや無理なダイエットによるホルモンバランスの乱れが原因で、生理不順が起こるようになっていたというけいこさん。
それでも、「むしろ楽でいい」と生理不順を重く受け止めることはなかったのだそうです。
高校卒業後、ダイエットは過激化し摂食障害に…
高校卒業後、憧れだったショップ店員の職に就いたというけいこさん。立ち仕事の激務に加え、帰宅時間も遅くなるという生活で、どんどん食生活が不規則になっていきました。

食事を作るのも面倒で、お菓子や菓子パンのようなものばかりを食べていたという彼女。
次第に、ほとんど飲まず食わずでフラフラになる→お腹がパンパンになるまで食べ続けるという悪循環に。拒食と過食を繰り返してしまう「摂食障害」に陥ってしまいました。
そのせいで、一時は157cmの身長に対して体重が36kgになるまでに追い詰められていたといいます。
この摂食障害の症状は24歳頃まで、約4年間に渡り悩まされ続け、その間にすっかり生理が来ることは無くなってしまったのだそうです。
婦人科医から下された、衝撃の診断結果
25歳のときに、結婚が決まったのを機に婦人科を受診したというけいこさん。
その時ですでに、生理がこなくなってから7年もの歳月が経過していたのだそうです。さらに、医師による診断で、子宮の大きさが小学生かと思うほど小さくなり、まったくその機能を果たさなくなっていることが明らかにされたのだそうです。
さらに医師からは「このままじゃ子供は授かれません」という衝撃的な診断まで下されてしまったそうで、間違った美意識に囚われ、体をボロボロにするまでに追い込んでしまった過去を悔やみ涙が止まらなくなったそうです。
先の見えない不妊治療に不安を覚えた日々
「生理(月経)」とは、”卵子を成熟させ排卵させる”という一連のサイクルが正常に起こっていることを示すシグナルのようなもの。このサイクルをきちんと回すには、ホルモンバランスが正常に保たれていることが重要となります。
しかし、過去に行った無理なダイエットや摂食障害のせいで、すっかりこのサイクルを自力では回すことができない体になってしまっていたというけいこさん。
妊娠にはこの”排卵”が正常に行われていることが不可欠となるため、すぐさま婦人科に通い、排卵誘発剤の服用や注射による治療を受け始めたのだそうです。

それでも、薬が効かなくなり、また生理が止まってしまうなど、順調ではなかったという不妊治療の日々。産婦人科では隣に並ぶ幸せそうな妊婦の姿を見ては悲しい気持ちになっていくという、辛い経験も幾度となく経験されたそうです。
約半年間にも及んだ不妊治療の結果、ようやく第一子を妊娠することができたという彼女。幸いにも、出産後には生理も自力で起こせるまでに体調は回復していきました。
女性にとって危険すぎる”ダイエット”には要注意
女性の体に暗い影を落とすことになりかねない過激なダイエット。
大人気モデルの西山茉希さんも、過度なダイエットと不規則な生活リズムのせいで「2年間も生理がこなかったことがあった」と告白するなど、栄養バランスや健康体重を無視したダイエットには、必ず代償がつきまといます。
それが、女性として最も大切とも言える”子を授かる機能”に関することとなれば、取り戻せなくなってしまってからのショックの大きさは、計り知れないものになることは言うまでもありません。

今でこそ、3人の母親となることができた けいこさんですが、精神的に辛い不妊治療を余儀なくされてしまった経験から「もっと早く対処していれば」という後悔の念は尽きないのでしょう。
同じ思いをする女性を一人でも減らしたい。そんな彼女の思いが綴られたブログは、今後も「#若い女性に伝えたいこと」というシリーズで更新されていく予定です。
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