ブログで不妊治療していることを明かしていた川崎希&アレク夫妻
2016年夏、ブログで3年前から不妊治療に通っていることを告白した川崎希さん、アレクサンダーさん夫妻。
ブログでは、人工授精を行っていたことを明かし、次は新しい治療、つまり体外受精にチャレンジするということを示唆していました。
体外受精とは?
不妊治療で行われる治療法として、代表的なのが
・医師に排卵日を推測してもらう”タイミング法”
・精子を直接子宮内に送りこむ”人工授精”
・卵子を体外に取り出し、精子と受精させた後、受精卵を子宮に戻す”体外受精”
の3つです。
患者さんの症状や年齢によって、どの段階の治療から始まるのかは異なりますが、特に異常や問題のない人の場合、タイミング法→人工授精→体外受精と治療をステップアップしていきます。
どの治療段階でも、必要に応じて排卵誘発剤が使われますが、特に体外受精の場合は卵子を取り出す”採卵”という行為が最も患者にとって負担となるため、強力な排卵誘発剤を毎日注射し、一度にたくさんの卵子を取り出そうと試みます。
そのため、排卵誘発剤の副作用が出たり、通院日数が増えるなどの負担が生じます。
2人の最近のブログを見てみると…
週に何度も病院へ
のんちゃん
採血お疲れ~
今からまた診察なんだ、、、
(中略)
週に何回もくるんだよ~ お~い アレクのんちゃんベイビー どこかな❓
2〜3日に一度のペースで病院に行っていた二人。
こまめに病院で卵巣や卵胞の様子、ホルモン値のチェックなどをしなければならないので、採卵前は頻繁な通院が必須となってしまうのです。
すっぴん&ノーネイルでいざ採卵へ!
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朝早いからすっぴんで病院だ~
卵巣から卵子を取り出す”採卵”。
膣から卵巣に向けて針を刺し、育った卵子を回収していきます。
採卵自体は15分ほどと短い時間で済みますが、オペ室で麻酔をして行うその行為はまさしく手術そのもの!
そのため採卵当日はメイクやネイルなど一切できないのです。
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病院終わったよ~
アレクもありがとう
はじめての治療法だったから緊張して昨日あまり寝れなくて待ち時間に寝ちゃってた
日帰りとはいえ、体に針を刺すという行為。
川崎さんが緊張で眠れなかったのも、無理はありませんね。
アレクは病院で採精
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のんちゃんが
元気そうに、帰って来たよ
良かったさあ いまからアレクちゃんの出番だ‼️
これはこれで緊張するな、、、、笑
いってくるわ
卵子と受精させるための精子は自宅または病院で採取します。
鮮度が命の精子は温度変化などに敏感なため、アレクサンダーさんは病院で採精を行ったようです。
二人の今後の治療は?
採取された卵子に精子をふりかけると受精卵ができます。この受精卵は、5日ほど培養を続けて胚盤胞という状態までそだてると着床率がウンと高くなるため、受精後間もない初期胚ではなく、この胚盤胞まで育ててから体内に戻すことが多いようです。
さらに、排卵誘発剤の副作用で卵巣が腫れてしまっている場合は、この初期胚や胚盤胞を一度凍結し、数ヶ月後に体調が元どおりになってから子宮に移植すことになります。
「卵子と精子を体外で受精させ、子宮に戻す」と言葉で言うと簡単なようですが、実際には多量の注射や採卵、卵巣の回復、移植と、一通りの治療を終えるまで1〜3ヶ月はかかるのです。
気になるお金は…?
上記で説明した”タイミング法”は1回2〜3,000円ほど、人工授精は1回50,000円ほどでできるのに対し、体外受精ではその全てが保険適応外となってしまうため、30万〜100万円ほどかかると言われています。(病院や使用する薬剤の種類、量によってこの差が生まれます)
夫婦の合算所得が730万円未満の場合、初回の治療で30万円、2回目以降は15万円の助成金を自治体から受け取ることはできますが、患者さんにかかる経済的負担は大きい治療と言えそうです。
病院へはいつも一緒に♡治療に協力的なアレクが素敵
不妊治療を告白してからは、通院のたびにその様子をブログにあげているアレクサンダーさん。すると、いつも川崎さんの付き添いで一緒に病院へ行っていることに気がつきます。
体外受精を行う場合、事前の通院が必要なのは妻の方だけ。ご主人は採卵当日に精子を提出するだけでOKなので、いつのまにか妻だけが頑張ってしまっているということになりがちです。
”ヒモ夫”キャラということもあるのでしょうが、いつも付き添って川崎さんを気遣っているアレクサンダーさん。とっても素敵ですよね。
今回の治療の結果が出るのはもう少し先になりそうですが、この努力が報われて、二人の元にコウノトリが来ますように…。と願っています。
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