乳癌と闘っている小林麻央さん
今年6月、乳癌を患い闘病中であることを公表した、フリーアナウンサーの小林麻央さん。
まだ34歳と年齢も若いため進行が早く、約2年前に発見された乳癌は今では脇のリンパ節、肺、骨にまで転移しているといいます。

闘病を支えるのは、かけがえのない”家族”の存在
すでに約2年間にも及んでいる麻央さんの闘病生活を支えているのは、他でもない”家族”であることは言うまでもありません。
夫で歌舞伎役者の市川海老蔵さんは、5歳の長女 麗禾(れいか)ちゃんと3歳の長男 勸玄(かんげん)くんを連れて、忙しい合間を縫って病院へのお見舞いを続けています。

また、現在は体調不良を理由に芸能活動を休止している麻央さんの姉でフリーアナウンサーの小林麻耶さんも、体調の良い日は必ずと言っていい程、麻央さんのもとを訪れているそうです。
麗禾ちゃんと勸玄くんの遊び相手となってあげることも多く、海老蔵さんと力を合わせて麻央さんと子供たちを支えています。
麻央さんを応援する気持ちは姑も同じ
さらに、今の麻央さんを支えているのは姑も同じです。

2013年に亡くなった海老蔵さんの父、十二代目 市川團十郎さんの妻の堀越希実子さんも、麻央さんの見舞いに駆けつけているそうで、先日は麻央さんに掛け布団をプレゼントしていたことを、麻央さんがブログで明かしました。
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主人の母が
お見舞いにきて、
枕代わりのタオルと掛け布団を
プレゼントしてくれました。肌寒くなってきたので、うれしいです。
こういうのを「あったかい」と言うんですね
麻央さんの体を気遣い、寒い思いをしないようにと掛け布団をプレゼントしたという希実子さん。
普段は見られない、麻央さんとの素敵な”嫁姑関係”が垣間見れた瞬間でもありました。
麻央さんの病気を知った時、姑は…
9月25日のブログで、自身の病気が癌であることを家族に報告した時の様子を振り返った麻央さん。
とりわけ、姑に病気を明かすのは躊躇していたという当時の複雑な心境も明かしました。
「お母様には
なんて言ったらよいだろう。。。」1年半前に父團十郎を亡くしたばかりの
母に、とてもでないけど、
今度は私が癌だなんて言えないと思った。
夫を亡くしたばかりの姑に、さらに追い討ちをかけるような知らせをすることが、どれだけ苦しいものだったでしょうか。
子供を産み、これから本格的に梨園の妻として始動しようかという矢先の出来事に、嫁として「申し訳ない」というような気持ちがあったように感じます。
しかし、麻央さんの病気を知らされた姑からは、思いもよらぬ言葉が飛び出したそうです。
主人が電話をかけたら、
主人の母は「私がなればよかったのに。。。!」
と言った。
なんと、麻央さんが癌だと聞き、「私がなればよかったのに」という言葉を発したという希実子さん。
いくら息子の嫁だからといって、ここまでの言葉がいの一番に出てくる人がどれだけいるでしょうか。
多くのしきたりを受け継がなければならないため、厳しいことで知られる梨園の嫁姑関係ですが、希実子さんは麻央さんを実の娘のように可愛がり、立派な梨園の妻として育てていこうとしていた様子が感じられます。
さらに、姑からは今の麻央さんの心の支えとなる言葉も
また麻央さんは、病室で希実子さんにこんな言葉を掛けられたことを明かしました。
「今は、一番は元気になること。
元気になったら覚えなきゃいけないこと
たーくさんよ。」という母の言葉が励みです!

麻央さんが励みに感じたというこの言葉。
「梨園の妻として立派に育ててあげるから、安心して病気を治しなさい」という、希実子さんらしい愛情に溢れた言葉ですよね。
きっと、病気になってしまったために梨園の妻としての務めを果たせないことを引け目に感じることも多かったであろう麻央さん。しかし、夫だけでなく暖かい心で待ってくれている姑の存在は、大きな力となり支えとなっていることと思います。
皆の思いはただ一つ

妻として、母として、嫁として…病気になってしまったことで様々な思いに縛られ、苦しんできたであろう麻央さん。
しかし、私たちの思いはただ一つ、病気に打ち勝ち以前のような元気な姿を見せて欲しいということだけですよね。もちろんその願いは家族も同じことと思います。
麻央さんがいかに堀越家にとってかけがえのない存在であるかということがよく分かりました。
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