スマホで精子をセルフチェック!?!?
リクルートがスタートさせる新サービス「Seem」。なんとこれ、スマホで精子の様子を見ることができるんです!
精子を見るにはスマホ用顕微鏡レンズがなどが必要で、これらがセットになった「Seemキット」が4月末から東京都内・郊外の一部クリニックや薬局で販売されます。
男性が医療機関で精液検査を受けるには心理的抵抗や時間的制約など様々なハードルがあり、多くの男性は検査を受けた経験がありません。そのような背景から、リクルートライフスタイルは、男性不妊専門医の監修の下、臨床試験を実施し、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできる『Seem』を開発しました。
(引用元:http://www.recruitlifestyle.co.jp/news/pressrelease/beauty/nw17238_20160412)
セルフチェックの方法はとっても簡単!
専用のカップに射精し、液化するまで15分待ちます。付属の採取棒でスマホ用顕微鏡レンズに精液を1滴のせ、顕微鏡レンズをiPhoneにセットしたら、専用アプリ「Seem」で動画を撮影します。
すると動画がアプリのプログラムで自動解析され、精子の濃度と運動率が表示されます。

(出典:http://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2016/04/seem_img2.png)
男性が医療機関を受診するきっかけ作り
現在、カップルの6〜10組に1組が悩んでいるとされる不妊症ですが、その原因は女性のみの場合が41%、男性のみの場合が24%、男女共にある場合が24%とされ、その原因の約半数を男性が占めていることが分かります。しかし、女性のみならず男性にとってもデリケートな問題なだけに、医療機関への受診をためらってしまう男性が少なくありません。
女性だけに原因があるのは41%と言われており、男性だけに原因があるのは24%、男女共に原因があるとされるのは24%と、男性に原因があるされるのは48%となります。(残りの11%は原因不明とされています)(引用元:http://ivf-asada.jp/danseihunin/)
このアプリで知ることができるのは精子の濃度と運動率ですが、医療機関での精液検査を受ければその他に精液量や精子の直進率、奇形率を知ることができます。そのことも踏まえ、リクルートでは男性の妊活や不妊に対する意識変化につなげたいと考えているそうです。
男性の医療機関受診のきっかけをつくり、男性の妊活・不妊治療に対する意識や行動変化の実現を目指していきます。(引用元:http://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/pressrelease/beauty/nw17238_20160412)
「Seem」は妊活夫婦にとって画期的なアイテムになるか
精子には喫煙や肥満、ストレスなどの生活習慣も大きく影響すると言われています。これまでは医療機関でしか調べることができなかった精子の様子を自分で定期的に計測することができれば、体調の変化や生活習慣の見直しによる数値の改善を感じることができるようになると思います。そうなれば、より積極的に男性が妊活への理解を深めたり、自身の体のことを見直すきっかけになりそうですね。
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