母親から虐待を受けた乳児が土中から発見される
またしても、世界を震撼させる事件が起こりました。
事件の舞台となったのはタイ東北部にあるコーンケン県という場所。なんとそこで、地中20cmほどの深さに埋められた赤ちゃんが発見されたというのです。

体の大きさから、まだ生後間もない乳児であると診断されたこの赤ちゃん。
さらに信じられないことに、全身に少なくとも14箇所にも及ぶ刺し傷があったのだそうです。
赤ちゃんの母親は42歳、赤ちゃん発見から間もなく殺人や遺棄の疑いで逮捕されたとのことです。
懸命な治療の結果…
発見後すぐに病院へと搬送された赤ちゃん。なんと、14箇所にも及んだ刺し傷は奇跡的にも致命傷にはなっておらず、一命を取り留めることができたのだそうです。

赤ちゃんの治療に当たった医師は、土の中に埋められていたことで、それが止血をする助けをしたのではないか、と推測しているのだそうです。
大地のエネルギーを味方につけたかのような、驚異の生命力を発揮した赤ちゃんには、タイの言葉で”大地の香り”という意味をもつアイディンという名前を病院スタッフにつけてもらったのだそうです。
孤児院ですくすくと成長、その後…
退院後、地元孤児院に移されたアイディン君。
そこですくすくと成長し、発見されてから7ヶ月がたった先月末、アイディン君はスウェーデン人カップルによって、養子として引き取られることが決定したのだそうです。

次こそは、素敵なパパとママの元で、たっぷりと愛情を受けて育っていってほしいですね。
赤ちゃんが見せた驚きの生命力

驚異の回復力を見せ、世界中を驚かせたアイディン君。
土に埋められていたことが止血を助けたとはいえ、まだ抵抗力もない乳児が傷だらけの状態で生き埋めにされたにも関わらず、何の感染症にもかからなかったことは、本当に幸運だったとしか言いようがありません。
小さな小さな体が見せつけた、人間の生命力の強さにはただただ驚きです。
これから、新しい両親とともに幸せな人生を歩んでいってくれることを願うばかりです。
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