世界的下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルを務める21歳のモデル、ジョセフィーヌ・スクリバー。

15歳でスカウトされてモデルデビューを果たし、瞬く間にトップモデルの座に君臨する人気者へと駆け上がりました。

180cmという、エンジェルたちの中でも特に恵まれたスタイルが彼女の強みです。
プライベートも隠さない、その親しみやすさが人気!
プライベートのことも包み隠さずインスタで紹介している彼女。
ボーイフレンドとのラブラブショットなども多く掲載されています。

そんな彼女は、自らの出生秘話についても公表。その複雑な家庭環境と、それをものともせず前向きに強く生きる彼女の姿に世界中が感動しました。
体外受精によって生まれた彼女、両親は…
デンマークのコペンハーゲンに生まれた彼女の両親はレズビアンとゲイ。
レズビアンでありながらも我が子を望んでいた彼女の母親は、精子提供してくれる人を求める新聞広告を掲載、そして最初に名乗り出てきてくれた男性がジョセフィーヌの父親となるゲイの男性でした。そして、体外受精によって生まれた彼女。

一見、複雑そうな家庭環境にも思えますが、一般家庭となんら変わらない、大きな愛情を両親に注いでもらったという彼女は、大人になるまで自分の家庭環境が”変わっている”とは思わなかったといいます。
しかし、有名になり、このことが世間に知れ渡るにつれ、自分に向けられる好奇の目に傷ついた過去があることも明かしました。
「私は不自然な人工物じゃない!」
有名人であるがゆえに、体外受精によって生まれたことを皮肉られたり、嫌な言葉をかけられたりという経験も多いという彼女。
そんな経験があるからこそ、”授かり方はどうであろうと、人間の価値は変わらない”という強いメッセージを発信し続けています。
「人々が私を見て、体外受精で生まれた子どもだと分かっているなら、普通の人として見てくれたらと思う。他の人たちと同じ、人間として見てくれたらうれしい」
「『あの女は不自然な形で生まれた』とか、『生まれるべきではなかった』とかよく言われるの。でも私は科学実験の産物じゃないし、人工物じゃない。本物の人間なの。みんなと同じように、ちゃんと存在している」
LGBTの保護プログラムにも積極的に参加

性的少数派の人たちを表すLGBTという言葉。最近日本にも浸透してきましたが、ジョセフィーヌは以前から、LGBTへの理解を深めてもらおうと、積極的な活動を行っています。
誰よりも、LGBTの人たちが受ける差別や苦悩、また人間としての魅力を知っているであろう彼女の活動は、徐々に広く知れ渡るようになってきました。
自分らしく強く生きる姿が素敵すぎる

自身がLGBTであることを明かす有名人は多くいますが、自身の両親がLGBTであることを公表している人は彼女くらいなのではないでしょうか。
そんな家庭もあったのかと、驚かされた人も多いことと思います。しかし「この両親だったから、この環境があったから私は輝けている。誇りに思っている。」と、とても堂々と前を向いて生きている彼女は格好いいし素敵ですよね。
LGBTだから子供を持ってはいけないという考えも、体外受精が不自然だという風潮も一蹴してしまう、彼女の明るい生き様。
これらを取り巻く世界が、彼女の活動によって変化し、誰もが自由に生きられる世界が実現できることを願っています。
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