今年5月、モデルの中田クルミさん(24)が「卵巣嚢腫」という、卵巣の病気でしばらく入院することになったことを自身のブログで発表しました。

モデル以外にも女優やDJなど、マルチにこなす多彩さで注目を集めるモデルさんです。
俳優の浅野忠信さんとの熱愛が報じられています。
彼女がブログで発表した病とは
「女の子はみんな読んでね。お願いです。」という題名で発せられたブログの内容には・・・
ちょっくら入院することになりました。
先日からずーっと悩んでいた
下っ腹のでっぱり(中略)
デブか内臓下垂かと思って
一生懸命運動したり
インナーマッスルを鍛えるために
ジムに通ったりバレエ通ったり
していましたがまさかのことが発覚しました。
「卵巣嚢腫」という
卵巣に液体が溜まって
ふくれあがってしまうという病気でした正常な卵巣の大きさは2cm
私のものは13cmになってました。

卵巣嚢腫とは、卵巣内にできる良性の腫瘍のことで、腫瘍ができた原因や性質別に「類皮のう腫」や「チョコレートのう腫」、「漿液性のう腫」、「粘液性のう腫」などに分類されます。
腫瘍というと歳をとってからなる病気というイメージが強い人も多いと思いますが、卵巣嚢腫は若い女性でもなりやすいという特徴があります。
類皮のう腫は、10代、20代の若い女性にも多く、チョコレートのう腫は30代、40代に多く見られます。
卵巣嚢腫になると、写真のように卵巣が肥大化してしまいます。
治療後に妊娠は可能?
卵巣嚢腫は卵巣にできる腫瘍ということで、大きくなりすぎてしまった場合は摘出手術が必要になります。中田さんは「iPhoneくらいのサイズ」とかなり大きな嚢腫ですが、卵巣は残したまま腫瘍だけを摘出する手術ができるとのことです。
私の場合は発見出来たので
卵巣は残したまま
嚢腫だけを除去することが
できるそうです!(歓喜)
しっかり赤ちゃんも産めるよ!👶お腹に穴を3つぐらいあけて
溜まってる液体部分をちょん切る
手術をすると思います。
卵巣は卵子を育てる大切な器官、そのため卵巣を残したまま腫瘍が摘出できることに大変安堵されたようです。
しかし、腫瘍が大きくなりすぎたり、合併症を起こしている場合は卵巣ごと摘出しなければなりません。卵巣はもともと2つ備わっているので、1つでも残っていれば妊娠の可能性は残せますが、卵巣が2つの場合に比べて妊娠できる確率が下がることは否めません。
歌手の宇多田ヒカルさんも19歳のときに卵巣嚢腫を患い、片側卵巣を摘出しました。今では病気を乗り越え1児の母となりましたが、卵巣嚢腫治療のためにホルモン剤の服用を余儀なくされていたため長年、更年期障害に似た症状に悩まされていたそうです。
若さと病気は関係ない
中田さんはブログ内で、婦人科検診に行くことの大切さをこう呼びかけました。
毎年しっかり、産婦人科へ行って
子宮頸がんの検診
子宮内膜症の検診
しっっっっかりやっておけばよかったと
本当に本当に後悔しています。
自分がこんな状態になって
本当に本当に本当に
産婦人科に行くことの大切さを
身をもって学びました。女性特有の病気は
若さとか全然関係ないです。
誰でもなるんだなと実感しました。
卵巣嚢腫は普段の生活では
殆ど気づきません。でも将来赤ちゃん産んだりしたくなって
その時いろんな事が分かってからじゃ
遅いかもしれません。
婦人科検診へ行くことの大切さ
中田さんも仰っていたように、女性特有の病気は自覚症状が少なく、普段の生活では気づきにくいという特徴を持ちます。
しかし、いざ妊娠や出産となってから気づいたのでは手遅れだったり、治療のために貴重な妊活の時間を削がれてしまうことにもなりかねません。婦人科へ行くのは勇気のいることかもしれませんが、将来のために、定期的な検診を心がけることをおすすめします。
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