23歳のスーパーモデル、カーリー・クロスとは
14歳でモデルデビューし、グッチ、ルイ・ヴィトン、ヴェルサーチなど、名だたる有名ブランドの広告塔を務めた経験を持つモデル、カーリー・クロス。
2013年から2年間は、選りすぐりのスーパーモデルしかランウェイを歩くことが許されない世界的下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルを務めました。

185cm、52kgという奇跡のボディが彼女の武器です。
しかし、突然V.Sエンジェルを引退・・・その訳とは

世界的スーパーモデルであることの象徴とも言えるヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルに選ばれるも、なんとたった2年で辞めてしまいました。
その理由とは・・・
エンジェルを辞めて慈善活動家に
現在はモデル業の傍ら、NYU(ニューヨーク大学)で勉学にも勤しんでいる彼女。さらに、慈善活動家としても活動しています。
ユーチューバーとして得た収益を元に世界各地に食糧支援をしたり、まだ女性の進出が少ないIT業界で活躍する優秀な人材を育成しようと、女性プログラマー育成基金「コード・ウィズ・クロッシー基金」を立ち上げ、すでに20名以上の女子高生のプログラミング学習を支援していて、今後はさらに80名の学習支援を予定しているそうです。
「カーリーは非常に熱心な勉強家です。彼女がモデル業で際立った存在であるのは、その好奇心があるからです。だからこそ彼女は他人がやらない事や、新たな発想で物事に取り組むことができるのです」
実は自身もプログラミングを猛勉強中のカーリー。このように指導教官もベタ褒めするほどの努力家の彼女は、自らの技能習得に限らず、次世代の”IT界のエンジェル”育成に邁進しています。

自信が支援する女性たちとGoogle社を訪れた時の1枚。
「必要な人に、必要な支援を」
「私自身の宣伝のためにしているわけではありません。ただ、必要なものや人をつないでいるだけです。既にこのプログラムは、成果をあげつつあります。でも、もっとできることがあります。それを実現させたいのです。
基金立ち上げの理由をこう語ったカーリー。

女性の進出が少ないアメリカのIT業界に、革新を起こそうとばかりに立ち上がった彼女。
モデルとして、自らが輝くことだけには意味を見出さず、その資産を「ほかの誰かに」と考える彼女は見た目だけでなく心もとっても美しいですね。
日本よりも慈善活動が盛んに行われているアメリカですが、それでも23歳という若さでこれだけの行動力を持つ人はごく稀な存在です。
将来、IT業界を牽引する女性達が、彼女の支援によって誕生する日が来るのは近いかもしれません。
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