不妊治療の末、第一子妊娠を発表した西方凌さん

お笑い芸人の”キム兄”こと、木村祐一さんの奥さんで女優の西方凌さん。
先日、結婚5年目にして待望の第一子を授かったこと、また約1年に及間ぶ不妊治療の末の、体外受精での妊娠であったことを報告しました。
17日には、「不妊治療で試したコト。」というタイトルでブログを更新し、妊娠するために試したというありとあらゆる方法について綴りました。
私が試したことが、誰かに奇跡を起こすかも・・・
ファンの中には西方さんと同じく不妊治療を続けている方も多く、「西方さんの妊娠を心から喜べない」という妊活中の複雑気持ちを綴ったコメントももらっていたという西方さん。
西方さん自身も、妊活中は友人の妊娠を羨ましく思ったりという経験があったため、妊娠の報告や治療のことについて書くのも迷ったと言いますが、「私の試した事が、誰かにも奇跡を起こすかもしれないので」と、これまでの治療遍歴や妊活のためにしていたことなどを綴りました。
西方さんが最も気をつけていたのは”温活”。
靴下を履くことで”外から”と、お灸で”内から”のダブルパンチで体を温めるようにしていたそうです。

不妊治療には何が効くのか。
もともと体温が低めの私は温活に力を入れました。
以前から使っていた布ナプキンを、毎日つけてデリケートゾーンを直接温めました。
オシャレより体を温めることを優先して、締め付けない服を着て靴下を履く。
レッグウォーマーも欠かさない。本を買ってきてお灸もしました。
最も衝撃的だったアドバイスは、”○○”を摂りすぎないこと!!
体外受精に治療をステップアップさせることを決めた西方さんは、夫のキム兄の紹介で”ある人”の元へ出かけます。
その”ある人”というのは・・・

お笑いコンビ「ケツカッチン」の和泉修さん(写真左)のもと!!(写真右は相方の高山トモヒロさん)
関西にお住いの方なら必ず知っているといっても過言ではない、人気芸人さんですね。
現在は芸人活動の傍ら、足つぼと食事療法で健康をサポートするためのサロンを奈良県で経営されています。
そんな和泉さんの元を訪れた西方さん、痛ーい足つぼよりも目からウロコだったというアドバイスが・・・
栄養を摂りすぎないこと!!!
妊娠のためには、とにかく栄養たっぷりの食事を!というのが私たちに共通する認識ですよね。西方さんも食事にはもちろん気を使われていて、栄養豊富な野菜をたっぷり摂ったり、サプリメントを飲んだりしていたそうです。
しかし、和泉さんは「現代人は栄養を摂りすぎている」と西方さんにアドバイス。粗食を勧めたのだそうです。
修さんが言うには、現代人は栄養を摂り過ぎているから、おかずを3割お米を7割の食事にしなさい。との事。
栄養があるとされている物の多くをやめて、白い野菜(大根、カブ、白菜など)を中心に。と。目からウロコでした。
これまで良かれと思って摂ってた物の殆どがダメで…

アドバイスを受けてからは、大根やカブを炊いたものなど昭和初期のようなおかずに食事内容をチェンジし、白米をモリモリ食べることを意識するようになったそうです。
なぜ栄養を摂りすぎてはいけないのでしょうか。
東洋医学では栄養過多になると”消化吸収のために内臓が受ける負担”が増えるため、血行まで悪くしてしまうと考えられているからなのだそうです。
現代人の抱える生活習慣病のほとんどは栄養の取りすぎと言われています。
肥満も問題ですが、食べすぎは消化吸収のために胃腸に血液が集り、手足などの末端まで血液が巡らず、冷えの点からも問題があります。
なんと、粗食の効果はテキメン!
和泉さんのアドバイス通り、食事を変えたという西方さん。
すると、驚くことに3日で効果を感じ始めたのだそうです。

3日で症状が出始めました。
そしてそれ以降、体温がぐっと上がりました。
なんと、低温期も高温期もそれまでの0.6度以上をキープ。この食事に変えたのは11月頃だったかな。逆算すると、この頃から作られ始めた精子と卵子の受精卵で授かる事が出来ました。
私にとって、この食事療法は妊娠力を上げる大きなチカラになったと思います。
和泉さんからのアドバイスを受けて臨んだ体外受精に1回で成功した西方さん。
粗食の効果、恐るべしです!
体質改善の甲斐もあり、見事妊娠!

粗食という、驚きのアドバイスを実践し、妊娠体質への改善に成功した西方さん。
妊活のためにバランス良く栄養を摂れるように食事を見直す人は多いと思いますが、そこに「何が足りないかな?」ではなく「何を摂りすぎているかな?」という視点を持っている人は殆どいないのではないでしょうか。
もちろん、西方さんはプロのアドバイスを受けた上なので、自己流のむやみな粗食はオススメできませんが、妊娠のために根本から体質を変えたい!とお考えの人は一度、東洋医学の視点からアドバイスを受けてみられるのもオススメです。
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